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鹿児島実の強さはどう表現していいものか。
準決勝の第1試合で遠野と対戦した鹿児島実は3−0で完勝。ここまで強豪を連破しベスト4まで勝ち上がった遠野であったが、鹿児島実の前に力尽きた。

鹿実が連覇へ王手、野洲は初の決勝／高校選手権６日目 - livedoor スポーツ

第84回全国高校サッカー選手権は７日、準決勝２試合が東京・国立競技場で開催され、第１試合で鹿児島実（鹿児島）、第２試合で野洲（滋賀）が勝利し、決勝進出を決めた。

試合開始と同時に鹿児島実の怒涛の攻め。
集中砲火とはこういうことをいうのだろう。次々とゴールに飛んでくるシュートの嵐。ほとんどの時間が遠野エリアでの試合だった。これまでも遠野は粘り強く相手の攻撃を守りきり機をみて反撃する試合を展開してきたが、鹿児島実の攻めはこれまで遠野が経験してきたそれの比ではなかった。

それでも遠野は主力3人を警告累積で欠きながら、前半終了間際まではゴールを割らせない。
1回戦の那覇西戦で24本、2回戦の東福岡戦では17本ものシュートを浴びながらも粘り強く守りきった集中力は、この試合でもみせてくれた。

鹿児島実は県大会から通じてここまで失点0。
このまま無失点で優勝すると・・・。
選手権2連覇の偉業とともに、とてつもない記録がついてくる。