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強いことは強いんだが・・・
きっちりと自分のスタイルで試合をした佐藤が、前評判どおりの実力をみせつけ日本代表トーナメントを優勝した。

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2006年のK−1 MAXシリーズ開幕戦「K−1 WORLD MAX 2006〜日本代表決定トーナメント〜」が4日、1万3927人(満員札止め)の観客を集め、さいたまスーパーアリーナで行なわれた。


日本代表決定トーナメントをメインとした大会ではあったが、最も楽しみにしていたのはブアカーオVSザンビディスのスーパーファイト。
あのザンビディスでもブアカーオが相手だとああいう試合になるのか、と思ってしまうほどザンビディスは自分の距離で試合をすることができなかった。ブアカーオの高速左ミドルにザンビディスは完封されてしまった。

ある程度までレベルが上がるとこういう試合になってしまうのだろう。
実力者同士の好試合ではあったが、観ている側の緊張感はいまひとつ。終始一定したペースで試合が進んだため、1Rのビデオを3回観たような試合だった。

魔裟斗の試合もしかりである。
シャファーもこれが精一杯なのか。K−1ルール2戦目のシャファーに多くを期待するのは酷だが、前に出れないのでは勝負はすでについていた。魔裟斗も試合には勝ったが内容は?の試合。

レミーガと我龍の試合は、今大会では珍しい壮絶なKO決着であった。レミーガの強さを印象づけるためだけの試合になってしまった。実力的にはレミーガが上とみられていたが、そこはMAXである。何があってもおかしくないと思っていたのだが・・・。

両者の力を計る前に試合は終わってしまった。もう少し試合を観たかったというのが正直な感想である。選手紹介のVでもテーマを家族にしていただけに、我龍にとっては残念な結果になってしまった。

日本代表決定トーナメントでは、前評判どおり佐藤が優勝。3試合ともローで攻め続けての判定勝利である。きっちり自分の試合をしたということでは、さすがである。あのファイトスタイルも周知のとおりで、予定どおりの試合運びであっただろう。

今大会は判定決着がほとんどで、MAXらしい壮絶なKOシーンもレミーガの試合だけである。加えて大方予想どおりの決着となりいわゆる『波乱』もなかったため、幾分物足りなさが残る大会となった。
日本代表決定トーナメントも顔ぶれが新鮮になり期待していたのだが・・・。

そのなかで観ていて面白いと感じたのは、
TATSUJI VS 山本
TATSUJI VS HAYATO
くらいか。いずれもTATSUJIが絡んでの試合。決勝では佐藤の前になすすべなかったが、また観てみたい選手である。

佐藤は世界大会に日本代表として出場するが、世界大会でも今大会のような理詰めのファイトができるのか。また、どこまで通用するのか注目したい。

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