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前評判どおり強かった。
沖縄県高校野球秋季大会の決勝は、今夏の甲子園を懸けた沖縄大会決勝と同じ組み合わせ。美里工業と沖縄尚学の沖縄二強対決は、美里工業に軍配が上がった。

優勝  美里工業
準優勝 沖縄尚学
3位  八重山商工
4位  宜野座

上4校は、10月26日から沖縄県で開催される第133回九州地区高等学校野球大会に出場する。


投打ともにAランク/美里工業

003沖縄県内の各高校をA〜Cに評するならば、間違いなく投打ともにAランク。
第1シードで挑んだ今大会も初戦から打線が爆発した。準々決勝までの3試合で32得点と破壊力抜群の打線は本物。Aブロックを難なく勝ち上がった。
さすがに準決勝と決勝は抑えられたものの、沖縄随一の打力は健在。

打のチームが好投手に抑えこまれ脆さを露呈することは多々あるが、美里工業はそれに当てはまらない。打力が自慢のチームだが、打てない試合でも守り切る力を兼ね備えている。
エース伊波を軸にタイプの違う投手を複数揃え、連戦に対応できるのも強みだ。

打力が自慢といっても野球である。相手チームの投手次第では快音を響かせることが出来なくとも不思議ではない。いや、通常はそうである。そういう打線が沈黙する試合であっても接戦に持ち込み、いかに「勝ち」に繋げることが出来るか。が重要なのである。

そういう意味からすると、打てないながらも準決勝、決勝と接戦を制したのは、課題もある反面それにより得た収穫のほうが大きい。守り合いでも勝負できるチームへと成長した美里工業。
九州大会を勝ち抜くに十分な経験値を得た。と判断したい。

決勝   美里工 3−0 沖 尚(延長10回)
準決勝  美里工 1−0 八商工
準々決勝 美里工 7−1 嘉手納 
3回戦  美里工13−2 前 原(5回コールド)
2回戦  美里工12−2 浦添工(7回コールド)


信頼度◎のエース/沖縄尚学

057沖縄尚学の試合は2回戦の興南戦しか観戦していないが、エース山城の印象が強烈すぎる。
試合全般をとおして打たれそうな気配は全くなし。球威十分のストレートに加えてスライダー、フォークと球種も多彩。四球で自滅しがちな単なる速球派ではない。

そのなかでも圧巻だったのは、一打同点のピンチを迎えた最終回の山城のピッチング。
最後の打者に投じた3球はすべてストレート。そのストレートが一球ごとにこの試合の最速スピードを更新していき三球三振で試合終了。興南を力でねじ伏せた。
ピンチに動じないここぞというときの集中力、スタミナは素晴らしい。投手としてのポテンシャルの高さを見せつけられた。

決勝の美里工業戦では延長10回に捕まったが、それが今大会初めての失点。十分過ぎるほどの成績である。今夏の甲子園でも登板した新エースが沖縄尚学を九州大会に導いた。
美里工業と並び選抜も十分射程圏内にある。3期連続の甲子園出場を期待したい。

決勝   沖 尚 0−3 美里工(延長10回)
準決勝  沖 尚10−0 宜野座(5回コールド)
準々決勝 沖 尚 2−0 真和志
3回戦  沖 尚 7−0 与 勝(8回コールド)
2回戦  沖 尚 2−0 興 南


勢いは力の証/八重山商工

049シードの糸満が初戦で姿を消し、混戦を予感させたBブロックを勝ち上がったのは八重山商工だった。
どのチームも秋季大会のメンバーは若い。三年生が抜けているので当然なのだが、八重山商工はさらに若い。レギュラーの半数近くを一年生で占める。7ヶ月前まで中学生だった子供たちが半数を占めるチームが、部員数僅か12名で九州大会の切符を手にした。

確かに勢いはあった。しかしながら、勝ち進むごとに勢いでは片付けられない力を発揮。馬場を中心に一戦ごとに力をつけ、沖縄3位をもぎ取った。

準決勝では美里工業に力負けしたが、あわやと思わせる試合を展開。ここまでの快進撃がフロックでないことを証明した。離島から遠征しているにもかかわらず、天候不良により沖縄本島に長期滞在を強いられたなかでのゲームであった。調整に苦慮しながらも美里工業を2試合連続で苦しめた(5回降雨コールドノーゲーム0−0も含め)のは、若いメンバーにとっては自信になったであろう。

この八重山商工快進撃の立役者はエース馬場。彼抜きでは新チームを語れない。
ノーワインドアップからストレート、スライダーを投げ分けるが、空振りをとるシーンが目立つ。キレがいい証なのだろう。美里工業・伊波、沖縄尚学・山城のような球速はないものの、安定感では彼らに引けをとらない。今大会で、好投手に名を連ねるまでに一躍成長した。

一方、攻撃面では上2チームに比べ見劣りするのは否めない。2006年に春夏連続出場を果たしたときのような強力打線ではない。エンドランを多用する積極的な攻めは変わらずだが、ミスも多いのが現状。大会中エンドラン崩れ等による走塁死の場面をよく目にしたが、得点の少なさはこれにも起因している。

今大会で膿は出し切った。得点力を増せばおのずと選抜も見えてくるはず。
九州大会でのさらなる躍進を期待したい。

3位決定戦 八商工 1−0 宜野座(延長15回)
準決勝   八商工 0−1 美里工
準々決勝  八商工 3−1 知 念
3回戦   八商工 1−0 西 原
2回戦   八商工 3−2 沖縄工
1回戦   八商工 9−2 南部工(7回コールド)


ガンバレ宜野座

シードのコザに続き力のある浦添商業も延長で下した、宜野座がCブロックを勝ち上がった。
(残念ながら宜野座の試合は観戦する機会に恵まれなかったので・・・)

3位決定戦 宜野座 0−1 八商工(延長15回) 
準決勝   宜野座 0−10沖 尚(5回コールド)
準々決勝  宜野座 7−4 浦添商(延長14回)
3回戦   宜野座 4−1 コ ザ
2回戦   宜野座 4−2 小 禄
1回戦   宜野座 7−2 向 陽


以上、今大会中9試合を観戦し終えての感想でした。
二週間後には九州大会が始まります。
九州各県から集う強豪校の試合も興味はありますが、何といっても注目は上4校の戦い。

沖縄代表4校の九州大会での活躍を期待しています。

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